【薪集め】おすすめチェーンソーはスチールSTHIL MS 170!
薪ストーブに使う薪を集めるのにチェーンソー が欲しいんだけどメーカーも種類も多すぎてわからないな・・・。結局どれにすればいいんだろう?
こんなお悩みにまきおがズバッとお答えします。
この記事の内容
- チェーンソー のタイプを選ぶ
- チェーンソー のメーカーを選ぶ
- チェーンソー の機種を選ぶ
こんにちは、まきおです。
みなさん薪ストーブはお好きですか?僕は大好きです。そんな薪ストーブには薪の調達用にチェーンソーが欠かせない存在ですよね。ところで僕は何か行動に移す時、めちゃくちゃ慎重でとにかく調べまくるのですが、チェーンソー を購入するときもそうでした。
そんな僕が愛用している機種はスチールのMS 180なんです。え?MS 170じゃないの?と思われたかもしれませんが、なぜ僕がMS 170シリーズをお勧めするのか、その理由を僕自身がMS 180にたどり着くまでに至った経緯を紹介しながらご説明しますね!
チェーンソー はエンジン式?それとも電動式?
まずはチェーンソー の種類ですね。
- エンジン式
- 電動式
がありますよね。説明してくれているサイトによっては用途によって使い分けられるからどっちも必要、みたいなことが書かれてますが、保管場所もお金も倍必要です。でも大丈夫、僕が断言します。ここは迷わずエンジン式にしておきましょう。だって電動式のメリットとデメリットを見れば一目瞭然だもの。
電動式チェーンソー のメリット
- 騒音が静か
- 排気がないので密室で使用可能
電動式チェーンソー のデメリット
- パワーが小さい
- 充電式だと使用時間が限られる
- 発電機が必要な場合もある
まずはメリットの方から解説していきましょう。
騒音が静か
どこで使うのって話です。薪集めするなら原木を調達するその場で玉切りまで済ませてしまうでしょう。だって原木のまま家の庭まで運んでくるのは大変だし、仮に庭で玉切りするとしても切り屑の処理が大変です。現場なら切り屑はそのまま、勝手に自然に還って養分となるので一石二鳥です。騒音は小さい方がいいことは確かですが、現場での使用にあたってはそこまで神経質にならなくてもOKです。
密室で使用可能
どこで使うのって話パート2です。ここはもう説明不要ですよね。
じゃあデメリットはどうでしょうか。
パワーが小さい
パワーが小さいとどうなるか。切断に時間がかかります。つまりたくさん玉切りする場合、ものすごく時間がかかっちゃいます。ただでさえ薪集めって重労働で時間もかかるのに玉切りくらいはサクサクっと終わらしたいところです。
充電式だと使用時間が限られる
これも結局は時間の話に行き着きますね。充電が切れると悲惨です。次の日、次の週末にまた来現場に行って玉切りする。大切な時間がどんどん失われてしまいます。
発電機が必要な場合もある
給電式だと電源が必要になります。つまり作業現場で電源確保するには発電機が必要になります。ここまでくると何がしたかったんだっけ?て話です。
というわけでエンジン式で決まりですね!
チェーンソー のメーカーはどこがいいの?
次はチェーンソー のメーカーです。有名どころだと海外のメーカーでSTIHL(スチール)、Husqvarna(ハスクバーナ)、国内だとゼノア、やまびこ(共立・新ダイワ)、マキタ、リョービ、とたくさんのメーカーがありますね。他にも中国製の安いメーカーなどいくつかあります。
ここでは世界観を重視しましょう。
僕は良いものを大切に長く使っていきたいというマインドを持っています。良いものは人にも環境にも優しい。だから愛着を持って長く大切に使いたいんです。
その上で当然コスパも重視するんですが、それは機種選びのステージで考えていけば良いのでここでは自分の持っているのマインドを満たしてくれるメーカーがどこなのか、という視点で選定していきましょう。
と、ここでいきなり結論です。僕はSTIHLに決めました。その理由ですがまずはスチール社長のスピッツァー マリオ氏のメッセージをご覧ください。
STIHL製品には、最先端の革新的技術を十分に盛り込んでいます。この技術が作業者の疲労を軽減し、作業時間を短縮します。また環境に対して、STIHLは世界レベルのエコロジーを考えています。子孫に安全で美しい環境を残すことが企業の社会的責任だからです。法律にとらわれることなく高いレベルの対応を目指していますので、もう既に2011年の国内排出ガス規制をクリアした製品を数多くご用意しています。その近未来的で斬新なデザインは、美しいばかりでなく人間工学に基づいていますので、安全で使いやすく作業者は疲れません。もし、STIHLのチェンソーが少し重いといわれる方がいらっしゃったとしたら、それは安全の証なのです。つまり、STIHL製品は使う人のことを常に考えて設計されています。
私たちはSTIHL製品の能力を最大に発揮させるために、専門店でしか販売をしません。ホームセンターやインターネットでは、ユーザー様は十分な使用説明やメンテナンスの方法を聞くことが出来ない恐れがあるからです。また、専門店経由ですとSTIHLから専門的な技術サポートをお受け頂くことが出来ます。単に商品を販売するのではなく、スペック以上の価値をユーザー様に提供したいのです。
チェンソー販売台数世界ナンバーワンブランドのSTIHL製品を、是非お試しください。
まとめると以下のような感じです。
- STIHLの社会的責任は安全で美しい環境を残すこと
- 人間工学に基づいた美しく安全で使いやすいデザインを採用
- 少し重い=安全率の高い設計=信頼性の高い製品
- 商品だけでなくスペック以上の価値を提供してくれる
どうでしょうか。まさに人にも環境にも優しい製品を提供していることがわかります。だからこそ彼らはチェーンソー 販売台数世界ナンバーワンでいられるのでしょう。
それに加えて彼らは売り方にもこだわりがあります。単に売っておしまいではなく販売するときの接点も大切にしていて、そこで十分な使用説明やメンテナンスの方法など、スペック以上の価値を提供してくれようとしています。
実際私がMS 180を購入したときも、販売店さんの方が実演を交えながら非常に丁寧に使い方からメンテナンスや保管の方法まで説明してくださいました。それまでもYoutubeでチェーンソー の使い方などは何度も見ていましたが目の前で実演してもらえると理解度はぐっと高まりますよね。
さらにスチールはものづくり大国ドイツのメーカーであるということも後押しして私はスチール製品を購入することを決めたのです。
チェーンソー の機種選びは何を重視したらいいの?
最後に機種選びです。機種選びの基準は3つ、薪集めに十分な性能を有している、軽量である、コスパが良い、ということを軸にしました。
スチールのチェーンソー には一般用途向けと山林用途向けがあります。山林用途というのは林業などのプロユースなので値段も非常に高く、最も廉価なもので78,000円からとなっています。製品としては素晴らしいものばかりですが薪集めという用途からは全く必要のないスペックを持ったマシーン達ばかりなのでここは潔く一般向けから選びましょう。
しかし一般向けといっても15機種もあります。価格としては20,000円~96,000円になります。そこで先ほど紹介した3つの基準です。
まず十分な性能についてです。玉切りするときの木材の直径は30cm~40cmくらいまでがメインになる感じでしょう。それ以上の原木に遭遇すること自体少ないですし、出会えたとしても重くて持ち運びがかなり厳しいです。
じゃあチェーンソー でどのくらいの直径の木を切断できるのよ?というと、ガイドバーの倍の直径になります。つまりガイドバーが30cmなら60cmの直径の木までカットできるのです。一方で意外と遭遇することの多い30数cmの原木に対してはガイドバーが30cmですと一発で切れないので作業効率がぐっと落ちてしまいます。ということでガイドバーは35cmにしておきましょう。
また、排気量はどうでしょうか。ネットで色々調べてみると35cc欲しいとか30ccで十分とか様々な意見があります。前述の通り、切断できる木の太さはガイドバーの長さで決まります。35ccでも30ccでもどっちでも切れるんです。ただ、パワーが違うから切断するまでの時間が変わってくると言う感じですね。MS 180は31.8ccなんですが使ってみての感想は十分なパワーを持っていると感じています。
続いて重さです。軽ければそれだけ作業時の負担が減ります。男性でも女性でも4kgくらいまでなら問題なく使えるのではないでしょうか。ただこればかりは使う方の体の大きさだとか筋力によるので、最終的には店頭でもって判断するのが良いと思います。
ここまでで機種はだいぶ絞れましたね。ガイドバー35cmが装着可能、排気量30cc~35cc程度、重量4kg程度以下に当てはまる機種は以下の通り。
MS 170 30.1cc 3.9kg ¥21,000(ガイドバー35cm装着)
MS 170 C-E 30.1cc 4.2kg ¥26,000(ガイドバー35cm装着)
MS 180 31.8cc 3.9kg ¥29,000(ガイドバー35cm装着)
MS 180 C-BE 31.8cc 4.2kg ¥35,000(ガイドバー35cm装着)
次にコスパです。それぞれの機種の仕様を比較すると以下の点が違うことがわかります。
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MS 170 |
MS 170 C-E |
MS 180 |
MS 180 C-BE |
エルゴスタート |
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クイックチェンテンショナー |
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STIHL エルゴスタート
クランクシャフトとスターターロープの間に追加されたスプリングにより、非常に容易で軽快なエンジン始動ができます。スターターロープをゆっくり引くと、エンジンの圧縮抵抗に対してスプリングに張力が蓄積されます。蓄えられたエネルギーは自動的にクランクシャフトに伝達され、エンジンを確実に始動します。
エルゴスタートに関しては、ズバリ男性なら不要、女性なら必要、これでいきましょう。玉切り作業をする際はエンジンの始動と停止を頻繁に行います。一度掛かったエンジンは容易に再始動しますが、最初の始動時にエンジンが冷えているとどうしても何度か始動を試みないといけません。排気量が30ccちょっとなので男性であれば全く問題なく始動できると思いますが、女性ですとなかなか大変です。実際、私の妻にもMS 180を始動してもらいましたが腕が筋肉痛になったと言っていました 笑。
クイックチェンテンショナー
工具を使わずにスプロケットカバーをはずし、チェンを簡単に素早く取り付け、張ることができます。
こちらはなくてOKです。この機能がなくてもチェーンの調整はとても簡単だからです。さらに言うと、クイックチェンテンショナーは樹脂製のノブを回して締めこむんですが、樹脂製なので長年使用して劣化すると割れる可能性も否定できません。長く使いたい僕には不要と判断しました。
ここまで来ますとあとはMS 170シリーズかMS 180シリーズかを選ぶのみになります。
MS 180のメリットはMS 170に対し重量はそのままで排気量が6%アップということになるかと思います。何を隠そう私はこの点を重視してMS 180を選択したのです。ただ、使ってみての感想をぶっちゃけて話すと、MS 180から6%分のパワーを差し引いても十分なパワーだな、ということを感じています。つまりMS 170でも十分なパワーなんです。だとするとMS 180に対して8,000円安いMS 170(ガイドバー35cm仕様)がコスパ最高ということになるのです。そう、今の僕なら間違いなくMS 170を選びますね。
というわけで、タイトルの通り男性ならMS 170、女性ならMS 170 C-Eを超絶おすすめします!STIHLのチェーンソー がこの値段で購入できると考えると非常にお得感があるのではないでしょうか。実際、他メーカーで同等スペックのものと比較しても値段は同等、むしろ安かったりもします。
ぜひ、あなたにベストマッチした機種を選び、安全で楽しいチェーンソー ライフ、そして幸せな薪ストーブライフを満喫してください!チェーンソー で木を切っていると本当に爽快で楽しいですよ!